日本語と英語のマインドマップ、何が違う?
2018年9月27日
おはようございます。玉川一郎です。
平成30年9月27日の木曜日。寒い雨の朝です。
昨日はマインドマップ公開講座。月末のせいか来れなくなった方が多かったですが、その分参加された方とはじっくり語り合うことができました。
講座中に「マインドマップは日本語がいいのか、英語がいいのか」という質問が出ました。
私は日本語は英語よりもずっとマインドマップに向いていると思います。
本格的なマインドマップでは絵を多用するように薦められます。
英語は表音文字だけなので、絵があるのとないのでは視認に大きな差があります。
日本語は漢字、カタカナ、ひらがなと内容に応じて使い分けができるので、絵を使わなくても視認に大きな差はありません。
正式なマインドマップでは文やフレーズではなく単語をツリー状に記述するのが原則です。
英語は語順によって意味が変わります。単語をつなげる時も順番は意識する必要性が高いです。
日本語は「てにをは」をつければ語順はある程度自由です。
総じて日本語ならあまり工夫しなくても、英語に比べて容易にマインドマップの効果を発揮することができるのです。
私はマインドマップもそうですが、他にもフォトリーディングやジーニアスコードなど欧米から入ってきたメソッドを教えています。
このような海外メソッドは、言語の違いを意識しないと、同じ効果が出にくいことを感じています。
私的には日本語でのマインドマップでは、絵を描いたり構造にこだわるより、いかに個性的で自由なツリーが作れるかが活用のポイントだと思っています。
そんな考察もたっぷり盛り込んでいるのが、今週末開催するマインドマップ・フル活用2日間講座です。
今年の2月からマインドマップの認定団体が変更になり、状況が流動的なので、今回を最後にしばらくこの講座はお休みとなります。
まだ多少お席はありますので、受講ご希望の方はお早めにどうぞ。
これからテキストをまとめるなど準備がたくさんあります。最後の講座に全力を尽くします。
今日も一日よろしくお願いします。
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