玉川一郎Officialメールマガジン1/4号
2012年1月4日
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
これまでは受講生の方にはメールにて新年のご挨拶を差し上げていたのですが、今年は初めて年賀状をお送りしました。
今年の抱負や予定をカラフルなマインドマップに仕上げた特製年賀状に仕上げてお送りしましたが、ご覧頂けましたでしょうか。
2012年は変化と混乱の年になると言われています。今まで以上に人との結びつき、きづなに大きな価値が出てくるのです。
昨今は人間関係もメールやSNSなどのバーチャルな媒体でのつながりが多くなりました。手軽であるがゆえに連絡の頻度も上がることはよいのですが、本当に大切な人とのつながりには手間をかけることが大切です。
それゆえ、これまでの受講生の中で住所が分かっているおよそ三千名の方へ、年賀状をお送りさせて頂いたのです。
この年末年始はとても充実した日々を送らせて頂きました。
大晦日は彼女と友人とで横浜中華街で過ごしました。
まず1年前から予約したお店で中華料理を食べ、横濱媽祖廟で獅子舞とカウントダウン、初詣を済ませました。
そのまま近くへ泊まって元旦のお昼は本格四川料理をいただきました。
それから彼女の家で妹さん家族とお父様を交えて新年会です。
二日は私の父、姉と彼女とで亀戸で新年会。
三日は氏神様の香取神宮へ二人でお参りしてから地元の鴨がとっても美味なそば屋さんへ。夜は友人と彼女とで自宅で新年会。みんなに冷やかされながら楽しい夜をすごしました。
先日読んだ『神話の力』(キャンベル&モイヤーズ)の中にこうありました。
「結婚において犠牲を払うとすれば、おたがいに相手に対して自分を犠牲するのではなく、関係の一体性に対して犠牲を払うのです。二者が一体になるという関係においてエゴを犠牲にすることを意味しています」
これまで私の念頭には仕事と遊びしかなかったのかもしれません。それが婚約者と一緒にすごすことで、ある意味仕事や遊びの時間は制約されてきました。その代わりにとっても大切な一体性を得ることができました。
何でも気軽に選べる自由よりも、犠牲を払って何かを選ぶ不自由の方がはるかに価値がある。そんなことに気づいたのがこの年末年始であり、三千枚の年賀状だったのです。
今この文章を読んで頂けていることもまた、私にとってかけがえのない結びつきです。たとえどのような厳しい時代が来たとしても、この結びつきがある限り生きていけると確信しています。
今年もどうぞよろしくお願いします。
玉川一郎
category: 近況