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この日を忘れないために、決意をこめて

2013/03/11

こんにちは、玉川一郎です。

この日を忘れないために一言書かせていただきます。

二年前の震災のとき、私は北陸に旅行に行っていました。友人からのメールで地震を知り、東京の会社や家族になかなか連絡が取れず、その晩に新幹線で帰るつもりが電車が動くめどが立ちませんでした。米原駅から先へ行けず、また駅前の旅館は全部満席で立ち往生してしまいました。みぞれ混じりの氷雨が降りしきる中、このまま駅で寝ないで一夜を過ごすかとも考えました。

しかし私はこのときある女性と一緒でした。彼女のためになんとか宿に泊まりたい。20件以上電話してやっと駅からやや離れた民宿が見つかり、暖かい布団にありつくことができました。自分一人ならあきらめていたでしょうが、この女性のためなら、とがんばることができたのです。

自分の力は自分のためには発揮されない。誰かのためを考えたときに大きな力が発揮される。自分のその力を認識し、その力には役割が伴っていることを自覚した瞬間でした。47年間独身を通してきた私はその女性と結婚しようと決め、それから約一年後結ばれたのです。

多くの命が失われたこの日、私には役割が生まれ、力が与えられました。これからの世の中から、悲しみを減らす役割です。そして残された人々が夢を、理想を、未来を、実現するために、その本来の力を発揮できるようにする役割です。

東日本大震災で失われた数多くの尊い命に心からご冥福をお祈りします。皆さまに与えられた役割を果たすべく全力で生きてまいります。どうぞ私たちを見守っていて下さい。

合掌

2013年3月11日
玉川一郎