生のゴッホの情報量
2017年12月8日
おはようございます。玉川一郎です。
平成29年12月8日の金曜日。
だいぶ寒くなってきました。
昨日は東京都美術館へ行き
ゴッホ展を観ました。
写真ではよく観てきたのですが
絵の具のタッチは
想像を超えていました。
絵の具のチューブから直接
塗った部分もあるとか。
彼はパリ万博以降ブームになった
日本の浮世絵にあこがれ
フランスのアルルに日本を見出し
「もう浮世絵は見る必要がない」
と言っていたそうです。
でも彼が絵や本で知った日本は
実際の日本とはかけ離れており
同様に写真で知ったゴッホは
生の絵とはかけ離れていました。
ネットでいくらでも情報は
手に入る時代になりましたが
生の情報のほとんどを失った
記号でしかないのかもしれません。
だからこそ足を運び、時間をかけ
生で観ることが違いを作る。
そんな時空を大切にしたいと思います。
今日も一日時空を楽しんできます。
どうぞよろしくお願いします。
玉川一郎
category: その他