さそり座としての『リメンバー・ミー』
2018年5月24日
おはようございます。玉川一郎です。
平成30年5月24日の木曜日。
くもり空だったのが洗濯物を干したら
お日さまが顔をのぞかせてくれました。
ありがとう!
遅まきながら『リメンバー・ミー』を
TOHOシネマズ錦糸町で
嫁さんと一緒に観てきました。
コマーシャルやポスターの
ガイコツの登場人物を毛嫌いして
ちょっと避け気味だったのですが
先日ハピネスパークに行った時
「うちの霊園はリメンバー・ミーの
イメージそのままなんですよ」
と言われて
受講生から
「さそり座っぽい映画でしたよ!」
と言われて
観ようと思っていたら
公開が終わって後悔していたのです。
ところがまだレイトショーで
1日1回だけやっていた事を発見し
ようやく昨日観ることができました。
いやあ、素晴らしかったです。
メキシコの死者の日をモチーフに
現世で生きる人と
死者の国で死んでいる人との
関係を描いたもので
日本のお盆に通じるものがあって
共感しやすかったです。
生きている人から忘れられた時
死者は死者の国からも消滅する。
死者の国では現世の人がどれだけ
覚えているか、お供え物をしているかで
豊かさが決まってくる。
家族が先祖を大切にすることに
どんな意味があるか。
その人の業績、作品は家族を超えて
人々の記憶に残ること。
スピーディーな展開で
いつの間にかガイコツが愛らしくなり
涙がボロボロ出てきました。
これを小さな子どもに見せてあげたい。
甥っ子に、姪っ子に、見せてあげたい。
そう思える作品でした。
ディズニーがこのモチーフを
このタイミングでアニメ映画に
したのは衝撃的です。
アメリカ公開が去年の11月。
木星がさそり座に移った後です。
さそり座とは「深い関わりあい」の象徴。
秘密、遺産、継承を意味します。
私の解釈では、相手と自分との一体化。
自分の命は相手の生命。
相手が生きていれば自分は死んでも生きている。
それはまさに今回の映画の
テーマそのものです。
やっぱりディズニーの中の人は
時代を流れで読んでいます。
やはりディズニーの映画はこれからも
とりあえず観とけ!って思いました。
まずはおじいちゃん、おばあちゃん、
母、そしてペットの猿のもんちゃんの写真を
探して、家に飾ることにします。
いい写真が見つかると良いな。
玉川一郎
category: その他
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