玉川一郎のブログ

大繁盛の銀座のイタリアンレストランがなぜ閉店するか

2018年7月22日

おはようございます。玉川一郎です。

平成30年7月22日の日曜日。
暑くて寝苦しくて
ボォーっとした寝起きです。

今朝の寝起きは最悪ですが
昨晩のディナーは最高でした。

秋田の友人の娘さん夫婦が
銀座でイタリアンのレストランをやってて
娘さんのご主人がイタリア人でシェフ。

それが美味しくて大盛況なんですが
「忙しいのはイヤ」とご主人が言い出し
今月で店を閉めることになったんです。

仲間内で最後に行って食べようと
昨日は大阪や名古屋からも駆けつけて
6人でディナーを楽しみました。

感動したのは味付け。
味の濃さが微妙なさじ加減で
私の舌にぴったりなのです。

本場ローマ料理とのことですが
日本人の舌に合わせたのか?
ローマの人が日本人と同じ味覚なのか?

そんな???がたくさん出るほど
絶妙な味付けでした。

そこに厳選された赤ワイン。

むせ返るような香りの中を
口に含むとたくさんの味覚が刺激されて
唾液が溢れてくるんです。

お気に入りはローマ風ピザ。
生地にチーズを塗って焼いただけですが
旨味たっぷりの焼き立てパンって感じで

これをさっきのワインと合わせると
幸せいっぱいになりました。

これほど上手く、しかも流行っているのに
なぜ店を閉めて秋田へ行くのか。

なんとなくわかる気がします。
銀座の一等地である以上地代は高い。

おそらく更新の時期で
更新料もバカにならないでしょう。

銀座で流行ればお客さんは半端ない。
従業員を雇わなければ回らない。
必要な仕入れも多くなる。

まずは家賃と給料と仕入れ代を
払うために仕事をしなくてはならない。

給料を払って仕入れをさばいて
家賃を稼がないといけないから
お店を休みにすることも出来ない。

従業員が休んだら回らないので
自分が休まず働く。

それが飲食店のジレンマです。

ビジネスは売上をあげれば
すべての問題が解決する。

マーケティングが上手く行けば
それで成功できる。

そう考えがちですが飲食店に限らず
こういったジレンマがあるんですよね。

繁盛店がなぜ店を閉めるか。

それは生涯のビジネスとして
本当に成功するためなのかもしれません。

来週26日で閉店とのことで
それまでにもう一度行って
感動を味わってきたいです。

そのためにも私も生涯のビジネスを
しっかりと展開していきます。

今日も一日よろしくお願いします。


category: その他

  • 玉村一郎のプロフィール
  • セミナー講師。マインドマップ(学習法)、フォトリーディング(読書法)、フューチャーマッピング(目標実現法)、ジーニアスコード(創造的問題解決法)、アクセラメンツ(加速教授技術)などを教えています。
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