『下町ロケット ガウディ計画』社会の構造が変わる時を考える
2018年9月22日
おはようございます。玉川一郎です。
平成30年9月22日の土曜日。このところひんやりとした湿っぽい日が続きます。
昨日は『下町ロケット ガウディ計画』を読了。というか昨日の午前中だけで読み終わりました。
速読しているわけではないのですが、フォトリーディングしてある小説を読むとのめり込み度が深くて、ついつい読みふけってしまって、あっという間に読み終わるんです。
ロケット製造の話が続きながら、そこに医学界のしがらみと、医療機器の許認可の話が絡んでくる。前作と比べると展開の新鮮さが光りました。
私からすれば年商100億円なんてすごいと思うのですが、その佃製作所も全く相手にされない世界。元銀行マンが書いているせいか、企業のヒエラルキーというのが世の中を動かしていることを感じさせられます。
キングコング西野がオンラインサロンのビジネスを始めようとしても銀行が相手にしなかったのはよくわかります。そしてそのような社会の構造が急速に変化しようとしているのを、最近強く感じます。
来年の消費税10%とオリンピック前に起こると言われている不況を考えると、その辺りで全く違う風景が見えるのかもしれません。
おりしも今朝の朝ドラ『半分、青い』では華々しい未来が見えたその瞬間に東日本大震災が起こりました。
震災後、東京の街灯は消え、お花見は自粛となり、友人の講師は講座をやらなくなりました。
その時、私が開催したたまいちブートキャンプには70人が集まり、その閉塞感の先にあるものをみんなで考えました。
あのときのような風景が変わる日が来たときに、思考スキルを教授している私にできることを、しっかり準備しておきたいです。
今日も一日よろしくお願いします。
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