8人の公認講師と4人の教育者による本格的マインドマップイベント
2012年8月10日
2012年8月24日(金)東京・亀戸にて開催
こんにちは、玉川一郎です。残暑お見舞い申し上げます。
東京ではここのところ朝晩が涼しくて過ごしやすいですが、時期的にはまだまだ暑くなりそうです。
さて、その暑さも吹っ飛ぶスペシャルイベントをご紹介します。
それは、マインドマップ公認インストラクター(TLI)8人と教育現場でマインドマップを指導に活用している専門家4人による豪華なコラボレーションイベント【マインドマップ活用事例発表会】です。
マインドマップは英国の教育者、トニー・ブザンが開発した思考ツールです。当初、「記憶ツール」として開発され、その原型はギリシャ・ローマ時代から使われてきた「イメージして関連付ける(連結する)記憶法」を基に工夫されました。
テーマやトピックを紙の中心にイメージで描く、キーワードとキーイメージ(絵、図形、記号など)に情報を凝縮する、枝状に展開するブランチを使って分類・整理する、色を効果的に使う、情報を一枚の紙に集約するなど、マインドマップには脳の機能をうまく使って記憶するための工夫が盛り込まれています。
マインドマップは、記憶力だけでなく、理解力、整理力、発想力、問題解決力などの向上を図ることができる記述法として普及しました。現在、マインドマップはビジネス、教育などの分野に於いて世界各地に広まっています。
今回のマインドマップ活用事例発表会では、教育の現場にマインドマップを本格的に導入することにより、めざましい成果を上げたさまざまな活用事例を発表いたします。
私たちTLI(ThinkBuzan Licenced Instructor)有志は、マインドマップを考案したトニー・ブザンから直接学び、脳の可能性と、それをとき放つためのツール(マインドマップ)の奥深さを知って感銘を受けました。
そこで8人の公認インストラクターが共同で企画し、実現にこぎ着けたのが、今回のイベントです。
それぞれが専門分野で実績を出しており、本の著者として有名な人もたくさん。公認インストラクターによるマインドマップのプレゼンテーションも今回の目玉の一つです。
有志TLI
・ 近田美季子…(株)ティズム 代表取締役、トニー・ブザンの著書8冊の翻訳・監訳
・ 玉川一郎…(株)たまいちコーポレーション 代表取締役、著書『マインドリッチ』
・ 大嶋友秀…(株)スピーキングエッセイ 代表取締役、著書『ファシリテーションの道具箱」
・ 藤川とも子…教育アドバイザー、産業カウンセラー、家族相談士、教育カウンセラー
・ 原田真吾…製造メーカー人事担当者,社労士
・ 壁山恵美子…(株)ブレインスイッチ 代表取締役、東京都青少年育成事業推奨プログラム講師
・ 藤田朋子…慶應義塾大学理工学部研究室(事務局)、社労士
・ 岩崎浩之…(株)たまいちコーポレーション 事務局長
この発表会には中学、高校、大学などで教鞭を執っている教諭、講師、准教授などが自らマインドマップによる学習活用の実際を発表してくださいます。
● 「中学校でのマインドマップ活用事例」― 国語科を中心として―
全校生徒がマインドマップを受講し、それまでノートをとらなかった男子生徒がマインドマップで授業の記録をとり、書けなかった作文をすらすらと書き、一分も話せなかった生徒が、三分以上のスピーチをし、テスト勉強でマインドマップを使って重要点を全教科まとめた生徒が学年でトップになるなど、マインドマップの教育効果を目の当たりにしてきました。
● 「中学校におけるマインドマップの導入実践例~学力向上を目指して」
2007年夏に,当時の勤務校でマインドマップ基礎講座を開催したことがマインドマップとの出会いでした。以降、「科学的思考力」の育成や「考える方法」の指導の一つとして,広島の小・中・高等学校でマインドマップを紹介しながら,自分自身もホール・ブレインを目指して研鑽中です。(著書に,文部科学省検定中学校理科教科書,教師用指導書など)
● 「マインドマップで診断しよう~獨協医科大学の事例」
医学生は各病気を学習する際、病名を軸に症状や機序を学んでいくことが通例であるが、医師は症状から病名診断するのが基本である。3年前から医学生の指導にマインドマップを活用したのは、従来の病名から症状でなく、症状から病名へという思考のスイッチ変換に有効なツールであると考えたからである。
● 「看護学生の臨地実習におけるマインドマップ活用例」
看護基礎教育の新しい教育方法を探していたときにマインドマップに出合いました。これぞ!!と思い、使い始めて一番反応がよかったのが学生たちでした。少しずつ教師仲間にも広がり、3年がたちました。 講義、グループワーク、試験勉強、面接、ポートフォーリオなど、さまざまな場面で活用しています。
<当日の予定>
• 開会のあいさつ (開催趣旨) TLI 玉川一郎 氏
• 「マインドマップとは」 TLI 大嶋友秀 氏
• 「中学校でのマインドマップ活用事例」― 国語科を中心として―
埼玉県公立中学校教諭 代島克信 氏
• 「中学校におけるマインドマップ導入実践例~学力向上を目指して」
比治山大学准教授 鹿江宏明 氏
• 「マインドマップで診断しよう~獨協医科大学の事例」
獨協医科大学神経内科 准教授 辰元宗人 氏
• 「看護学生の臨地実習におけるマインドマップ活用例」
京都第二赤十字看護専門学校 専任教師 副島和美 氏
• 「小学校の現場事例から 井上光広 氏事例より」TLI 壁山恵美子 氏
• 「1/197+1/154」~桜の聖母短期大学マインドマップ講座~TLI 原田真吾氏
• 「ソシャルスキル演習での活用事例」 TLI 藤川とも子 氏
• 総括(まとめ) TLI 近田美季子氏
※ 各事例発表につきましては参加者の皆様からの質疑応答を予定しています。
※ 内容、発表者は変更される場合があります。
主催:有志TLI
(近田美季子、玉川一郎、大嶋友秀、藤川とも子、原田真吾、壁山恵美子、藤田朋子、岩崎浩之)
運営:株式会社たまいちコーポレーション内 マインドマップ活用事例発表会運営事務局
このイベントは小中高・大学・専門学校に通っている方、学校関係者の方に
ぜひご参加いただきたいと願っています。
皆さんの中で、ご自身が参加できるできないにかかわらず
そのような方々にぜひこのイベントをお知らせください。
下記に案内チラシのPDFファイルをアップしておきました。
こちらをプリントアウトする、または学校やお知り合いにファックスするなど
ご協力いただけると嬉しいです。
これからの教育に新しい可能性を切り開くために
どうぞお力をお貸し下さい。
この貴重な機会にまたお会いできるのを楽しみにしています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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マインドマップ活用事例発表会
運営事務局(たまいちコーポレーション内)
●受付 12:00-16:00(火曜日を除く平日)
〒136-0071
東京都江東区亀戸6-57-22 平塚ビル3F
TEL:03-5858-6100 FAX:03-5858-6104
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※8/13-19まで事務局は夏季休業となり電話受付はお休みさせていただきます。