6回やらないと講座は未完成
2012年5月21日
私は主に3つの講座を実施しています。
新しい講座はめったに一般公開しません。一般公開できるのは、自分自身が一定の講座回数をこなし、内容と指導に習熟したものだけにしています。
かつてマインドマップのインストラクター資格を取得した時、最低条件として6回のトライアル講座を実施することが義務づけられました。
私は前の会社から数えて千回以上の講座・講演を実施してきて、ハリウッドスタイル・プレゼンテーションセミナ―でも優勝していて、講師としてはある程度自信があったつもりです。
それでもマインドマップのトライアル講座をやったとき、1回目、2回目、3回目とそれぞれ「想像もできないほどの」学びがありました。
トニー・ブザンも、講座として安定するのは5回以上実施することが必須であると言っています。
それを身にしみて感じているから、やたらに講座を増やさないのです。
先週末はその中の一つ、全脳思考マスター講座を開催しました。これは私にとって9回目の実施になります。
全脳思考は神田昌典さんが3年前に発表した「若い」メソッド。
ほんの半年ほどで指導法が格段の進歩を遂げる劇的進化の最中です。
今年の3月に神田昌典さんのマスター講座を再受講した際にも学ぶものがたくさんありました。
そこでその後に開催した3月のマスター講座では指導法をがらっと変えました。
今回一番力を入れたのは「全脳思考は発想法ではない」という点。
全脳思考は全脳行動。
手も足も出ず絶望するような難問であっても、根本的な解決に向けての一歩の行動を生み出す行動ツールであるということです。
比較するなら、マインドマップは整理・記憶に役立つ学習ツール。
フォトリーディングは想起・直感に役立つ判断力増強ツール。
【体系的に整理された知識力】=マインドマップ
×
【必要な時に想起する脳内検索力】=フォトリーディング
×
【根本的な解決につながる行動力】=全脳思考
それぞれのかけ算によって知的パフォーマンスを上げていこうというのが私の講座のラインナップなのです。
今月の講座は新指導法の2回目にあたりますが、これまでにない大きな手応えを感じました。
そして受講生アンケートでも、参加者全員が【非常に満足】満足度100%をマークしてしまったのです。
一部ご紹介すると…
「自分の思考パターンが変化していることを実感。未来の可能性が広がり確信が持てた。(玉川講師は)最初はえらく変わった人だと感じたが、講座・内容他とても理解しやすく、目指しているものとか共感できた。Butやっぱり変わった人(良い意味で)だと思います」(野村明宏さん)
「全脳思考という言葉は知っていたが、自分で一通り全脳チャートを作れるようになったことがよかった。仕事ではデイリー全脳で1日の計画立案、プロジェクト立案に、プライベートでは自分の将来を考えるきっっかけとして活用したい」(千葉泰之さん)
「思考をストーリーにできるんだなと感じた。イメージしたらすぐ行動プランが頭に浮かんでくるようになった。2日間あっという間でした。玉川先生のお話もとてもわかりやすく、納得納得の連続でした」(石引礼穂さん)
受講生の皆さんにこれだけ喜んでもらえるというのは、講師冥利に尽きます。
昨晩は新婚ほやほやの嫁さんと晩酌で乾杯させていただきました。
全脳思考マスター講座は次回7月に開催予定です。
ご関心のある方はどうぞサイトの方をご参照下さい。