芸術と廃用性萎縮の法則
2017年10月27日
おはようございます。
今日は10月27日の金曜日。
雲一つない晴天
まさに秋晴れの朝です。
今日はこれから洗濯物を干してから
妻と一緒に上野に行って
素敵な体験をしてきます。
見に行くのは『運慶展』
上野の展覧会に行くのは
大好き。
というよりも
見逃すことのできないチャンス
だと思っています。
世界中の優れた芸術作品に
直接触れることができるなんて
恵まれていますよね。
私は芸術に造詣が
深いわけではありません。
でもただ感じに行くこと。
これを大切にしています。
岡本太郎の『今日の芸術』に
こんなようなことが
書いてあります。
芸術はわかりやすくては
いけない。
わかりやすいものは
記号でしかない。
言語的、合理的理解の外に
あるもの。
それが芸術であるべきだ。
「なんだこれ!」
それを起こせるのが
芸術の価値なのだ。
芸術論の賛否はさておき
頭で理解するもの
身体で感じるもの
それぞれが大切であるのは
間違いありません。
頭が加齢によって
衰えるように
身体感覚も加齢によって
衰えます。
衰えるのは
廃用性萎縮の法則。
使わないものは
失われる。
機会を見つけては
頭も感性も
刺激し続けていきたいです。
『運慶展』は
運慶の作品の三分の二が
一同に会する奇跡的なチャンス。
しっかり感性を刺激してきます。
今日も一日、
よろしくお願いします。
玉川一郎
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