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日本の宝、私の宝

2018/03/09

おはようございます。玉川一郎です。

平成30年3月9日の金曜日。
さっきまで降っていた雨が上がり
いまは曇り空です。

昨日、東京国立博物館で
『仁和寺と御室派のみほとけ』展を
観てきました。

絵画展はよく行くのですが
仏像展とか彫刻とかは
あまり関心がありませんでした。

それがこの間の『運慶展』に
ネットの評判がいいので行って
大感動してしまいまして。

でも運慶が凄いとは思ったけど
同時に展示されていた他の仏師の作は
一段落ちる感じがして

今回の仏像展も今ひとつ
行く気になれなかったんです。

嫁さんがLINEで「行きたい」と
言うので調べてみると
評判がえらく良いじゃないですか。

※参考にしたサイト

チケットショップに行っても
どこも完売で
平日も50分待ちとのこと。

今週の日曜日までの開催で
昨日しか行けなかったので
覚悟して上野へ駆けつけました。

それが雨と寒さのせいか
並ばずに入れました。

評判に違わずすばらしい展示で
仏像メインの第二会場は
めくるめく「宝」の山!

仁和寺のご本尊である
阿弥陀如来坐像もよかったですが

私が特に感動したのは
金剛寺の五智如来坐像の部屋。

千年前に作られたのに
保存状態が良くて
光る金色がまぶしい。

気を感じようと手をかざすと
感じるどころではなく
熱い強烈な風圧を受けました。

目玉の一つだった
葛井寺の千住観音坐像も
圧倒的な存在感がありまして

普通の千手観音像が
1本で25本分の力があると見立てて
40本しかないのに

この坐像は腕が
1001本もあるのです。

千手観音はそれぞれの手に
目がついていて
あらゆる衆生を観ていると
されているのですが

実際にこの坐像の手のひらに
目が書いてあるのを見つけられて
嬉しかったです。

有名な仏師が作ったとか
傑作だとか、という問題ではなく
すべての仏像に魂が宿っている。

いくつかの仏像には
手を合わせてご挨拶し

ご縁を頂いたことに感謝し
これからも見守ってくださるよう
お願いしてきました。

時間があったら1日かけて
すべての仏像に
ご挨拶したかったです。

それにしても私たちの国には
とてつもない宝があふれています。

戦争では8割の国宝が
失われたそうですが

それでもこれだけあるのだから
戦前はどれほど凄かったことか。

中国は三千年の歴史と言いますが
何度も王朝が変わったことで
古代の作品はあまり残っていないとか。

ヨーロッパも十字軍とかで
ギリシア・ローマ時代の遺跡は
その多くが破壊されたそうです。

タリバンが世界遺産の
石仏を破壊したのは
記憶に新しいことです。

過去の積み重ねがあるがゆえに
人類は進歩してきました。

これらの宝を守っていくことは
将来の人類に対しての
私たちの責任であり使命です。

これらの宝には背景がある。
文化と歴史が継承される民族が
守ってこそ宝であり続けます。

国がやらなければならないのは
民族を守り、文化と歴史を守ること。

一人一人ができることは
その文化と歴史を知ること。
伝えること。

戦争がいい、悪いではなく
そのためにどうすればいいかを
考えていくことが大切。

そのような思いを強くいたしました。

展覧会を終わってから
東京駅の高層ホテルのレストランへ。

嫁さんの誕生日を祝って
すてきなディナーを食べました。

この幸福がいつまでも続くよう
家族と、社会に対しての責任を
しっかりと果たしていきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

玉川一郎


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