自分の存在を確立する旅路
2014年2月3日
これまで私はマインドマップ、フォトリーディング、全脳思考、春夏秋冬理論・・・と
さまざまな講座を実施してきました。
なぜその講座をやったのか?というと、大きな戦略があったわけではなく
それぞれご縁があって講師を務めることになったものばかりです。
しかし講座をやってみると、いずれも自分がやるべき役割を感じる内容ばかりでした。
なぜそのような役割に私は出会ってきたのでしょうか。
昨年末、たまいちブートキャンプで『英雄の旅(ヒーローズ・ジャーニー)』
という本の紹介をしました。
その本によると、物語に登場する英雄は同じパターンをたどるとあります。
(1)旅の準備・・・エゴ(自他の境界線)を育む
(2)旅 路・・・ソウル(生まれ持った特質)との出会い
(3)帰 還・・・セルフ(真の自己)を確立する
真の自己、つまり学歴やスキルや、単なる習慣や嗜好に囚われない、自分自身。
自己の存在そのものの価値に出会う旅。それは私たちの人生そのものです。
私はこれまでマインドマップやフォトリーディングというツールを教えながら
そのツールに耽溺しないように警鐘を鳴らしてきました。
描けばいいわけではない。読めばいいわけではない。
それによって何を実現していくかに目を向けましょう・・・と。
それは出会った皆さんに、自己の存在への旅を歩んで欲しいからです。
スキル、ツールを磨くことは、エゴを育むために必要なものですが
それは終わりではなく始まりなのです。
エゴを育んだら、それを使って自分の目的に向かって歩み
ソウル、自分の役割に出会って欲しい。
まさに私の著書『マインドリッチ』はそんな人生の旅の記録そのものでした。
私の仕事は、自己の存在を確立する旅路をナビゲートすることだった。
この本を紹介したときに、そんなことに思い至ったのです。
今年はこれから、私が教えている全ての講座の意味を結びつける
まったく新しい講座をリリースしたいと思っています。
どうぞご期待下さい。
明日から始まる新しい季節を前に
玉川一郎
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