先人という巨人の肩への敬意を払う
2018年9月24日
おはようございます。玉川一郎です。
平成30年9月24日の月曜日。おだやかな曇り空です。
この三連休は講座はお休み。ちょっとだけ作業をしながら、ゆったりと過ごしました。
昨日は上野の森美術館でやっている『世界を変えた書物展』へ。友人が何人も「よかった」と言っていたので行ってきました。
最終日前日とあってすごい人出。本の周りには人・人・人。ほとんどちゃんと見ることができませんでした。
でもその展示の中で示されたテーマ「人類の文化は本によって、人によって、積み重ねられた」にガツンときました。
アリストテレスが、キュリー夫人が、ガリレオが、コペルニクスが、時代を超えてアインシュタインにつながっていく。そしてそれが広島長崎の原爆へ。。。
一人ひとりが先人の業績という巨人の肩に載っている。誰もが一人で成し遂げたわけではない。その先人への敬意が本の注釈として巻末に記されている。
私がフォトリーディングしたダニエル・ピンクの『When完璧なタイミングを科学する』では本文の中に325箇所の注が入っていて、巻末にすべての本の出典が出ています。
それに比べて今読んでいるある日本人のノウハウ本には注釈はゼロ。巻末に参考図書が24冊書いてあって、そのうち数冊は著者自身の本です。
本はオリジナリティが大切だと思われています。でも本当に大切なのは先人の業績に敬意を払い、そこに自分が何を付け加えるのかなのかもしれません。
コンテンツを提供する人間として、襟を正すことを学びました。
夕方は『秘密のカレンダー最大活用オンライン講座』の公開トークライブへ出演のため渋谷へ。
ホストの石ヶ森久恵さん、トークの私と西山雄一さんとの三人で、春夏秋冬理論について、西洋占星学を使った時代の捉え方、それの活用の仕方について語り合いました。
語り始めると3人とも止まらず、あっという間に終了時間になっていたのにはびっくりしました。
終了後には石ヶ森さんと食事しながら語り合い、12時にやっとお開きになって、終電で家に帰ってきました。
それから『下町ロケット ゴースト』の続きが気になって読み終わって寝たのは3時でした。
今日は嫁さんと一日一緒にすごします。皆さんも豊かな連休の最終日を過ごされますように。今日も一日よろしくお願いします。