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イデオンに学ぶコミュニケーション 第8話『対決・大砂塵』

2014/08/07

おはようございます。

昨日はフューチャーマッピング・ベーシック講座のトライアルを実施しました。ようやく新講座の構成が固まってきた感じ。シンプルかつ論理的な展開で、説得力がだいぶ出てきたと思います。秋の全国リリースをご期待ください。

今日は友人の小松利昭夫妻と帝劇でミス・サイゴンを観に行きます。

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エンジニア役の市村正親さんが病気降板したのは残念ですが、クリス役原田優一くん、ジョン役岡幸二郎さん、トゥイ役泉見洋平くんと3人も知り合いが出るので楽しみです。

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今朝の早朝アニメ視聴は伝説巨神イデオン第8話『対決・大砂塵』。恐竜の星で決闘をする話で、シチュエーション的には「とほほ」な感じがしますが、意外にまとまっていて面白い。

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※マインドマップ用のノートを会社においてきてしまったので、今日はとりあえずミニマインドマップで走り書きです。

  • 亜空間飛行で逃げようとしたソロシップを捕捉したバッフクラン。ハルル隊が来る前にもう一度攻撃したいとギジェが申し出て、重機動メカのドグ・マックで出撃する。

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  • 地球の太古と同じようなシーラカンス風の魚と恐竜たちが跋扈する星に逃げ込んだソロシップは修理と整備に忙殺される。シェリルやカーシャは苛立ってきつい言葉で周囲に当たり散らし、温厚なロッタも逆ギレ。ギスギスした雰囲気が嫌でアーシュラとデクは星探検に出かける。

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  • ギジェは子どもたちを人質にとって決闘を申し出る。イデオンメカで現地に到着したベスがこれに応じる。ギジェに手柄を取られるのを嫌うダミドはこの隙にソロシップを攻撃。決闘は中断する。

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  • すれ違いながらも、ベス、コスモ、ギジェはお互いにサムライ精神を感じ、相手を尊重する一面を見せる。

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今回は新・やられメカが出て、子どもたちが活躍し、恐竜が出てくる、などロボットアニメの王道をたどります。作画も安定していて、ベタな内容なのに、意外と面白く観ることができました。

2回ほど前に「白旗」というキーワードが出てきましたが、今回は「サムライ」が話のポイントです。バッフクランも地球人もサムライという言葉を持ち、その中に礼儀や作法が結び付けられている。

この言葉を糸口に異文明間で対話が始まり、決闘で決着をつけるという合意にこぎつけます。作法の違いなど不文律で合意は破られますが、お互いを尊重しあうという意思疎通の一歩が始まる。それは周囲に当たり散らして雰囲気を悪くする「仲間」のシェリルやカーシャなどより、分かり合える相手かもしれません。

私たちはお互いの距離や立場が近いと、相手がわかってくれるはず、と期待する。へたに言葉が通じるとなおさらです。でも微妙にお互いの思いはすれ違う。そのすれ違いが苛立ちとなっていく。

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地球人同士のベス、シェリル、コスモ、カーシャのお互いへのいらだち。バッフクラン同士のギジェとダミドの対立。意思疎通をしようとするベス・コスモとギジェに対する、周囲の人々の嫌悪感。それを丹念に描いていきます。

 

 

この作品が作られたのは1980年。日中友好が謳われ、パンダが友好の象徴となり、日韓の対話も進んでいました。バブル絶頂で豊かさを、平和を享受していた時代です。

友好や平和が当たり前だった時に、イデオンは分かり合えない人々を描きました。特に序盤は仲間同士のぶつかり合いが激しく、やすらぐことがない話を見ることがきつかったです。

しかし今の世界を見ると、まさしくイデオンで描かれた人間関係そのものが対立を生み、戦いを呼んでいます。言葉は通じることができても、共感はなかなか得られない。そして共感なき意思疎通は対立を生み、いらだちや相互の嫌悪感を助長する。

 

 

富野監督は宇宙空間を隔てながら共感できるニュータイプをガンダムで描きながら、その共感がいかに難しいかを感じていた。徹底的に戦い合って、お互いが滅びた後、生まれ変わりでもしなければできないかもしれない。でもどうにかしたい。共感するための努力をし続けたい。それがこの作品のメッセージです。

今の時代にこそこのメッセージをよく考えたいです。

 

<今日の学び>

言葉だけでは気持ちは通じない。

気持ちを通じさせるためには言葉も大切にしなければならない。

 

『伝説巨神イデオン』(c)東急エージェンシー・サンライズ