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イデオンに学ぶコミュニケーション 第19話『ギャムス特攻指令』

2014/08/27

おはようございます。

 

この月、火はひさびさにのんびりしました。

昨日はハリウッド版のゴジラを3Dで錦糸町TOHOシネマズでやっと観てきました。

うーん、話の展開にスピード感がなくてやや退屈。

少なくとも3Dであることの意味はあまり感じられなかったです。

 

家に帰ってビデオに録ってあった『怪獣大戦争』を少し観てみたのですが、

さすがにこの時期のゴジラ映画にはパワーがありますね。

比較しては申し訳ないかな?

 

今日はマインドマップ無料公開講座が16時から、フォトリーディング無料説明会が19時から、

ダヴィンチカフェにて開催されます。

マインドマップはほぼ満席、フォトリーディングはまだ席があるようです。

ご希望の方はいまからでもどうぞ。

 

 

今朝の早朝アニメ視聴は伝説巨神イデオン第19話『ギャムス特攻指令』。

初見した時はほとんど記憶になかったサブストーリーですが、今回はどうかな?

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  • ハルルはギジェを更迭。新たにバッフクランの猛将と名高いギャムスが合流。

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  • ソロシップでは厭戦気分が高まり、いっそのことソロシップとイデオンを渡してしまおうという意見が出てくる。

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  • 水の星に着水して修理するがはかどらない。時間稼ぎも兼ねて交渉することになってカララが出向く。


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  • ギャムスとカララの交渉はあっという間に決裂し、戦いが始まる。

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  • イデのエネルギーはコスモたちを助けてくれず、通常エネルギーだけでバッフクランを撃破。

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戦いを終わらせることこそ、イデオンのテーマでありこの物語の目的です。

 

戦いを終わらせる方法は2つ。

2つの星が対話して共存の道を歩み始めるか、どちらか一方または両方が滅びるか。

宇宙戦艦ヤマトでは常に相手を滅ぼすことによって結末を得ました。

イデオンは違うものを目指そうとしている。

 

その可能性の一つを試すのが、

かつて遺跡の星でのハルルとカララの対話であり、

アジアン星でのギジェのイデオン引き渡し交渉、

そして今回のギャムスとカララの交渉です。

 

ところがカララは最初から「バッフクランに渡してはならない」と反対。

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父ズオウが常々語っている現政権への反発が刷り込まれて

極めてイデオロギー的な理由から引き渡しに同意できません。

 

むしろ厭戦気分になっているコスモの方が和平交渉に熱心。

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そしてベスは、修理に時間がかかって攻撃を受けることの危機感から

時間稼ぎの和平交渉を進めることにする。

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これではアジアン星のギジェのイデオン引き渡し交渉と同じ。

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最初から相手を欺くつもりで交渉している。

 

 

少なくともベスはそう考えており

またカララは交渉が成立しないことを願っている。

 

 

対話の中で大切なのは、相互理解の姿勢です。

相手を理解しようとし、対話の目的を見失わず、

理解できるようになるまで粘り強く対話を続ける。

 

今朝のNHKのあさイチ!で謝罪の方法について特集されていました。

一番悪い謝罪の方法は相手の話を聞かずに謝ること。

最初から理解をしようとせず、 許されたという利益だけを求める行動だから。

 

今回の交渉もまさにそれぞれが利益だけを求めていた。

カララは相手にイデオンを渡したくなくて時間稼ぎだけを求める。

ギャムスは手柄を上げるために戦うことを求める。

 

そんな対話に絶望したから、イデのエネルギーは

コスモたちの戦いに力を貸そうとしなかったのでしょう。

 

イデオンに乗ったカララですら、イデにすがり、

ノーマルパワーを切ってイデに助けてもらおうという。

イデを利用することしか考えていないのが現状なのです。

 

なぜ対話に成功しないのか。

それは一貫性の欠如であると富野監督が考えているようです。

 

感情が清算されていない中で

それぞれの利益だけを求めて

相手の気持ちを考えることなく

 

しかも最初から相手を罵り合い

ひたすらギブアンドテイクだけを語り

利益だけで妥協点を求める。

 

それはバレるのです。

むしろ怒りを高める結果に終わってしまう。

それを描いたのがこの話。

 

1980年に作られたイデオンが、

どうにも今の日本や韓国、中国、ロシア、アメリカの

国々の対立関係について描いているようにしか見えない。

 

私たちの今の人類は、その課題は、

ぜんぜん変わっていないということでしょうか。

 

<今日の学び>

相互利益では対話は進まない。

相手の感情に耳を傾けることから始まる。

 

『伝説巨神イデオン』(c)東急エージェンシー・サンライズ