弱みをさらしたくない自分との葛藤
2012年6月22日
6月も下旬に入りました。
5月の結婚式は大きなイベントで乗り越えるのが大変でした。
6月はそれとは違う意味で変化が大きいです。
環境・立場か変わったことによって
日常における激しい変化が起き始めている気がします。
その一つが健康面の変化です。
先月の中頃、いつものように飲みすぎて、翌日お腹に違和感が残りました。
二日酔いが治れば消えるだろう、とおもいきや、数日経っても消えません。
これ。。。まずいかも。。。
結婚して1ヶ月で病気になっちゃったら、嫁さんが悲しんじゃう。
何とか気づかれないようにしよう、自分一人我慢していようと思いました。
でも体調が不安だと、気持ちが落ち込んで行きます。
そのうち、何をやっても気分が晴れない状態になってしまいました。
どうにもならない無力感にとらわれていた最中に書いたのが先週のメルマガです。
あのとき最後に「二人なら苦しみ半減、喜び倍増」というような言葉を書きました。
その夜、嫁さんにとうとう打ち明けました。
やっぱり泣かれちゃって。。。
ところが、それから気持ちがラクになってきたんです。
翌日、嫁さんに医者に引っ張られて行きました。
食べ過ぎ飲み過ぎで食道の粘膜が痛んだだけでしょうって。
あらあら(苦笑)
そうだったんですよね。
昨年の富士山登頂ツアーで受講生と登ったときのことを思い出しました。
頂上で気分が悪くなったとき、
彼女が「吐いて!」とビニール袋を用意してくれたのに
「大丈夫だから」と遠慮したんです。
弱さを晒したくなかったから。。。
それでもどんどん苦しくなって動けなくなった。
とうとう吐いたら、ラクになって動けるようになった。
弱みを晒せるパートナーだと思ったことが
彼女と結婚しようと考えるようなったきっかけだった。
それが結婚式をやって、立派な新郎になって
頼りがいがある存在になったような気がしていました。
でも、弱さを出せる相手がいること。
言い換えるなら、
弱さを出してもついてきてもらえるような自分になること。
弱さを出して見放されるなら、それも自分。
本当の自分を見つめないと、成長することはできない。
それが、強がるだけよりも、とっても大切なことだったことに、あらためて気づかされました。
ダヴィンチ☆カフェのトイレには『名言・格言日めくりカレンダー』があります。
投稿で入選した素人の格言を毎日日めくりで見る事ができます。
するどい言葉が時々あって面白いです。
今週の月曜日にこのような言葉がありました。
「幸せというものは、共有できる妻がいてこそ、本当の幸せなんだね」
-最愛の奥さんを亡くした友人が、幸せだった過去の思い出話をしながら、しみじみと語った言葉。
少し変えます。
「本当の幸せというものは、すべてを共有できる妻がいることなんだね」
もちろんそれは嫁さんだけでなく、友人も、家族も、だと思います。
苦しみも、悲しみも、喜びも、共有できる人がいる人生って、素晴らしいです。
そんなことを、言葉面だけでなく、実感として知ることができて
こころから嫁さんに感謝します。
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